Q : 1歳8か月の息子が、積み木をしていて、
きちんとできていなくても「上手上手!!」と手を叩いて自分を褒めます。
それは「だいたいできた」に入ると思いますが、その時には否定せずに、
どのように最後まで集中させるようにできますか?
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A:0歳からの3年間は脳神経細胞が増え続けている時で、
脳機能も未熟です。
未熟な脳に、無理なことを強いることは脳にとってつらい作業です。
このケースの1歳のお子さんの場合なら、
無条件に褒めて伸ばしてあげる時期です。
3歳までは、「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」の3つの本能に
スイッチをいれることを徹底してあげてください。
この場合なら、「上手だね~!」と笑顔で認めてあげましょう。
3~4歳ごろにピークを迎え、7歳ごろまでは少し減る、「間引きの時期」に
何事もやり遂げる習慣を身につけていくことが大切です。
脳の発達段階に応じて、大人は子どもへの接し方や言葉かけを変えていくことが大切です。