放生夜の帰り道。
歩道を歩いていると、やんちゃ娘のサヤカが、歩道のポールの上に登り、
ビュンビュン車が行き交う大通りの方向を向いて、
バランスをとりながらゆらゆら…
危険を察知した私は・・
『何しようと!危なかろうが!降りんね!』と叱った。
私の声にびびって降りた。私のソバに走って来た。
叱った後のフォロー。
昔の私なら、きっと…
フォローどころか、
『危ないのが、わからんと?何しようと?いつもあなたは・・』と、
くどくど叱っていただろう。
私は、サヤカの手を握り締め、歩きながら、
『サーヤ・・・ママさ、サーチャンがケガしたら悲しいとよ。
大好きなサーヤがいつも元気で居てほしいけん、危ない事せんでね。』
と言った。
『・・・・・・ママ大〜好き
』 彼女はニコニコ
『ママも、サーヤが大〜好き
』
ここから親バカ親子の会話…
叱った後のフォローとは…
大好きだと・・素直に愛を伝える事なのだ
人間・・・素直が一番